2012年06月04日

ギリシャがユーロを離脱した場合のユーロドルはどこまで下がるのか?!各社の予想

ギリシャがユーロから離脱する可能性が高くなってきていますが、もし実際にそのような状況になった場合、通貨の動きも含めて、市場はどういう反応になるのか?世界的な金融機関や証券会社が予想していますので、一覧にしてまとめてみました。


野村証券
・ギリシャのユーロ離脱確率50%
・2012年下期にユーロドル1.15、ユーロ円は90円

シティグループ
・ギリシャのユーロ離脱確率75%
・日本のデフェンシブ株を選好すべき
・ヨーロッパで売上15%以上稼ぐ企業への投資は慎重にした方が良い

ソシエテ・ジェネラル
・秩序だった離脱の場合、ユーロストックスは最大10%下落
・無秩序な離脱の場合、ユーロストックスは50%近く下げる可能性

ゴールドマン・サックス
・ドラクマ復活の場合、かなりの対策をしても成長率を最大2%押し下げる
・米国債と独国債は買われ過ぎとなってオーバーシュートする可能性
・ギリシャ国内で銀行取り付け騒ぎが起こるなど、最悪のシナリオ下でストックス・ヨーロッパ600指数は2009年につけた158まで下げる可能性がある。(6月1日現在235)

モルガン・スタンレー
・ギリシャのユーロ離脱確率35%
・ユーロドルは1.10を割り込み、その水準が数年続く
・株価は20%下落
・ドルは幅広く上昇する
・より規模の大きい国がユーロを離脱した場合、ユーロドルは0.80に下落する


→→→ かなり恐ろしい予想になっていて、
    『まじかよ?』としかいえる言葉がありません・・・。
    本当に歴史的な転換点の時代に、ぼくらは生きているのかもしれませんね・・・。


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posted by FX豪ドルマニア at 00:04| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

インド中銀は為替介入、NZは下落歓迎

今日14時33分、インド中銀が為替介入をおこなったようだとニュースが出ました。

『一部通信社が報じたところによると、インド中銀はルピー防衛のため国営銀行を通じてドル売り・ルピー買い介入を行っているようだ。「1ドル=56ルピーの水準を守るための介入」だという。』

日足チャートでみても、一方的に売られているのがよくわかります。

インドルピー円の日足チャート
indjpe.jpg

米ドルインドルピーの日足チャート
indusdf.jpg

だいたい3月中旬から一方的な動きが始まっていて、
対米ドルでは、過去最安値を記録。

ルピーが安くなりすぎると、輸入物価が急上昇するため、
国内のインフレにつながって、経済成長を阻害されています。

モーニングスターには、以下のように解説されています。

『14日に発表されたインドの4月卸売物価指数が前年同月比プラス7.23%と昨年12月以来の7%台乗せになり、インフレ懸念が一段と高まっていることも大きい。通貨安で石油を中心とした輸入価格が高騰し、石油価格の上昇を抑制するための政府の補助金支出が膨らむとの見方が通貨安につながるという悪循環に陥っている。』

インドのように、積極的に動かないといけない国がある一方、先日のブラジル・マンテガ財務相の発言に引き続き、今日はニュージーランドのイングリッシュ財務相も通貨安は歓迎との発言をしました。

ブルームバーグには以下のようなニュースが出ていました。

『5月25日(ブルームバーグ):ニュージーランドのイングリッシュ財務相は25日、同国通貨の今月の8%下落を歓迎し、相場が続落すれば輸出業者の利益が拡大するだろうと示唆した。電話インタビューで語った。同相は「われわれは常にNZドルが下落すべきだと考えており、そうなっている」と指摘した。』


こういう状況になってきた場合、政府や中央銀行が動くかどうか?が最大のポイントです。

日本も介入をしなかった時には、とにかく円高に進んでいきました。相場の流れを反転させるためには、大規模な介入を続けて、これ以上は難しいと相場に強いメッセージが伝わらないと、下げ続けます。

ニュージーは、この下がっている状況を逆に歓迎しているわけですから、これはよほどの事態が起こらない限り、一方的に下げ続けると思われます。

基本的には、ギリシャ問題からのリスク回避モードですから、メルマガでもお伝えしたように、ECBによる巨額の資本注入があるまでは、NZドルも下げ続けるとみてよいと思います。


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posted by FX豪ドルマニア at 21:55| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

WTI原油が昨年11月以来の安値

今週は、株価の下落も含めて、すべての市場で大きな下落が見られた1週間でした。

豪ドルは、5月頭の予想外の0.5%利下げから、下落する一方通行の展開で、今週も株価の下落に引きずられて、またまた大きく下落しました。

金曜日はフェイスブックの上場ということで、株式市場の雰囲気が良くなるだろうと思ってみていましたが、逆にフェイスブックの株価推移が悪影響を与えてしまう展開でした。

思ったよりも売りが多かったみたいで、公募価格を下回りそうになったため、主幹事証券会社のJPモルガンが買い支えていたとの報道もあるほどで、話題をまき散らしていたフェイスブックですら、この悪いマーケット環境を打破できず。


WTI原油がずっと下落

夕方以降の時間帯では、とにかく値動きが大きい原油をよく観察して、短期取引をやっているのですが、今週は結局押し目買いの、自律反発もほぼ無いまま、ず〜っと下落・・・。

たまに反発しそうな場面で買ってみても、全部やられました。

昨晩も、株式市場がフェイスブックネタでちょっと盛り上がって株全体に買い戻しが入り、原油もそれと一緒に買い戻しが入って今週の取引を終えるかと思って、少し買っていたのですが、また引け間際くらいからボンボン下げ始めて、安値を更新しながら終了しちゃいました・・・。


理由としては、シンクタンクの“ショーク・グループ”スティーブン・ショーク社長が、

『マクロ経済のニュースは悪い内容が多い』
『原油は欧州情勢とそれが米国に及ぼす影響を手掛かりに動いている』

とレポートで指摘し、これが売り材料となったようでした。


まあ、昨日唯一、ユーロドルが多少戻していたので、ユーロ自体は一服感が出ていますが、ユーロ圏の問題が全部の市場のリスクへつながってしまったために、買い戻しすら無いままの状況です。

基本は『戻り売り』戦略でいきたいところですが、戻らないので、売り場がないんですよね〜。


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posted by FX豪ドルマニア at 13:56| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月05日

豪ドル、RBA0.5%の利下げについて

豪中銀(RBA)は5月1日に、
0.25%利下げの予想よりも大きい0.5%利下げを決定。


そのほか、
・経済成長率の見通し → 3.5%から3%へ下方修正
・消費者物価上昇率  → 3.0%から2.5%へ下方修正
・基調インフレ率   → 2.75%から2.25%へ下方修正



となり、豪ドルが一気に売られる展開になりました。


内容を見ていると、やはり資源関係は引き続き強いものの、
製造業・小売業・サービス業は厳しい状況。


雇用に関しては、それほど悪くないようですが、
住宅関係がなかなか回復していません。


また、以前からこのブログやメルマガに書いているように、
豪ドルが強くなり過ぎていて、その結果、多くの業種が
厳しい状況
におかれています。


それに加えて、消費がやはり弱いので、
物価上昇はうまく抑えられているようです。


となると、RBAが利上げをおこなう必要は無く、
豪ドルが弱くなるように、利下げ方向にもっていく必要があります。


要は、日本でも、超円高で輸出企業が厳しくなっているのと
同様のことがオーストラリアでも起こっているわけですので、
日本政府は為替介入をして、円高を緩和しようとし、
日銀は金融緩和をしたように、RBAも動き出してきたわけです。


豪の場合、日本と違って、金利の下げる余地がかなりありますので、
金利を下げることで、強い豪ドルの動きを緩和することが可能です。

ということで、ある一定の効果があるまでは
金利を下げ続けるとみて良さそう
です。


それにしても、唯一といってよかった、
先進国のなかで財政状況が良いオーストラリアも、
他の国の経済状況が悪過ぎて、豪ドルが買われた結果、
今度はオーストラリア自体も足を引っ張られているのは、
なんだかかわいそうです。


世界の連動性が強くなり過ぎていて、
色んな意味でリスクが高くなっている・・・
ここから先は本当に心配になってきますね。


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posted by FX豪ドルマニア at 00:47| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

ギリシャの選挙は5月6日!

昨年から続いてきたギリシャ問題は、
債務交換成功という形でいったん終息したような状況になっています。


ドイツ・フランスからのものすごい圧力に加え、IMFの支援も受けることになり、
そのための過酷な条件を受け入れることになったわけですが、ギリシャ国内は、
年金カット・公務員大幅削減・給与の大幅削減などなど、ひどい状況に
なってきています。


若者の失業率は50%を超え、犯罪も多発し、暴動がいつ起こっても
おかしくないほど、ギリシャ国内は問題が拡大し、緊縮財政を受け入れる、
という単純な言葉では済まされないところまで来てしまっています。


こういった状況の中、懸念されてきたギリシャの選挙が
5月6日に行われることがほぼ決定。


現在のところ、与党の支持率は10%を割れており、大敗は確実な情勢。


今は3分の2を与党の議席が占めているのですが、
大幅に議席を減らすでしょう。


代わって、野党第1党が政権を握りそうですが、
過去の歴史から見えてくるのは、こういった極限状態で台頭してくる
極右政党や、極左政党の存在です。


もし、こういった政党が選挙の結果、大きな力を持つことになると、
これまでの常識が一変する可能性があるので、先がまったく読めなくなる可能性があります。


約1カ月後に選挙が行われるわけですが、こういった悪い話は、
積極的に織り込まれていきますので、相場に波乱をもたらす可能性は大でしょう。


ギリシャ選挙関係のニュースには、注目してきたいと思います。

posted by FX豪ドルマニア at 12:45| Comment(4) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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