2012年09月17日

米QE3決定とマーケットの今後の見通しについて

米FRBによるQE3決定により、
各マーケットには大きな動きが出てきています。


最近のアメリカ経済指標は悪いものが多く、FRBが最も注意して見ている
雇用情勢はなかなか回復してこない状況でした。


さらに、今年の11月にはアメリカ大統領選挙が行われる予定なのですが、
現職のオバマと共和党のロムニー候補は大接戦を展開中。


ロムニーは自身が勝利した場合、FRBのバーナンキ議長を再任しないと
明言していますから、バーナンキとすれば、何としてでもオバマに
勝ってもらいたい状況でした。


そんな中、行われたFOMCだったわけですから、
意外と思い切って動いてきたんですね。


QE3の内容は、MBSの買い取りを毎月約3兆2000億円、
雇用情勢が改善されるまでやり続けるということですから、
いわゆる無期限の 資金供給をおこなうということです。


ヨーロッパでは、ECBがイタリア、スペイン国債の無制限買い入れを
決定したわけですが、今回はFRBが思い切って動いてきた印象です。


ここ最近は、世界経済を引っ張ってきた中国経済の悪化が深刻化
してきており、そのため、豪ドルも徐々に売られてきたわけですが、
今回の決定を受け、豪ドルなどリスク資産への資金の流れは
強くなりそうです。


キーワードはインフレ。


もうとにかく各国の中央銀行が行っている政策は、
資金を大量に、ケタ外れに供給していくしかなくなっていますし、
たとえ思い切って対策をしても、実際には効果が薄いため、
これをやり続けていくしかなくなっているわけです。


ただし、QE3が行われそうだという観測で、
米経済指標が悪化しているにもかかわらず、
NYダウが5年ぶりの高値を取ってきたことからもわかるように、
経済の実態ではなく、金融政策によるバラまきを
反映することによる相場を状況になってきていますから、
これはちょっと物価上昇が恐ろしい状況になっています。


現状では、日本だけが金融緩和が積極的に行われていないため、
円高がひどくなってきてますが、今週18日19日の日銀金融政策
決定会合では、追加緩和への圧力が相当高まりそうです。


実際に日銀が金融緩和すれば、
これは円安方向に進むことになりますので、
やはりインフレの恩恵を受けやすく、
経済状態が比較的まともなオーストラリアは良さそうです。


日銀がもし追加緩和を行わなかった場合、
ドル円は70円を目指しそうだという話も出ていますが、
追加緩和を行う可能性の方が高そうですので、
世界各国のケタ違い緩和競争から、インフレが強くなる、
というシナリオをメインに、豪ドルの買いをおすすめします。


個人的には日本株の買いも良さそうな気がしています。


明らかにNYダウと比べて出遅れていますが、
これは為替の悪影響が強いからなので、年初来高値を更新したNYダウと
比較すると明らかに安いでしょう。


実際にこちらが動くのは、日銀会合の結果を見てからでも良さそうですが、
リスクを取りたくてしょうがない方は、先に仕込んでおくのも有りかも、
しれません(笑)。


posted by FX豪ドルマニア at 22:20| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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