2012年05月25日

インド中銀は為替介入、NZは下落歓迎

今日14時33分、インド中銀が為替介入をおこなったようだとニュースが出ました。

『一部通信社が報じたところによると、インド中銀はルピー防衛のため国営銀行を通じてドル売り・ルピー買い介入を行っているようだ。「1ドル=56ルピーの水準を守るための介入」だという。』

日足チャートでみても、一方的に売られているのがよくわかります。

インドルピー円の日足チャート
indjpe.jpg

米ドルインドルピーの日足チャート
indusdf.jpg

だいたい3月中旬から一方的な動きが始まっていて、
対米ドルでは、過去最安値を記録。

ルピーが安くなりすぎると、輸入物価が急上昇するため、
国内のインフレにつながって、経済成長を阻害されています。

モーニングスターには、以下のように解説されています。

『14日に発表されたインドの4月卸売物価指数が前年同月比プラス7.23%と昨年12月以来の7%台乗せになり、インフレ懸念が一段と高まっていることも大きい。通貨安で石油を中心とした輸入価格が高騰し、石油価格の上昇を抑制するための政府の補助金支出が膨らむとの見方が通貨安につながるという悪循環に陥っている。』

インドのように、積極的に動かないといけない国がある一方、先日のブラジル・マンテガ財務相の発言に引き続き、今日はニュージーランドのイングリッシュ財務相も通貨安は歓迎との発言をしました。

ブルームバーグには以下のようなニュースが出ていました。

『5月25日(ブルームバーグ):ニュージーランドのイングリッシュ財務相は25日、同国通貨の今月の8%下落を歓迎し、相場が続落すれば輸出業者の利益が拡大するだろうと示唆した。電話インタビューで語った。同相は「われわれは常にNZドルが下落すべきだと考えており、そうなっている」と指摘した。』


こういう状況になってきた場合、政府や中央銀行が動くかどうか?が最大のポイントです。

日本も介入をしなかった時には、とにかく円高に進んでいきました。相場の流れを反転させるためには、大規模な介入を続けて、これ以上は難しいと相場に強いメッセージが伝わらないと、下げ続けます。

ニュージーは、この下がっている状況を逆に歓迎しているわけですから、これはよほどの事態が起こらない限り、一方的に下げ続けると思われます。

基本的には、ギリシャ問題からのリスク回避モードですから、メルマガでもお伝えしたように、ECBによる巨額の資本注入があるまでは、NZドルも下げ続けるとみてよいと思います。


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posted by FX豪ドルマニア at 21:55| Comment(0) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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