2011年11月03日

再度売られ始めたイタリア国債

最近の相場は非常に目まぐるしい展開です。
ぼくも短期勝負では、勝ったり負けたりを
何回も繰り返してるだけで、一向にお金が増えません・・・

特に、ギリシャ関係のニュースで相場が動くので、
チャート分析がほとんど意味の無い状況になっています。

さて、そのユーロ・ギリシャ関係のニュースですが、
ギリシャのパパンドレウ首相が独断で、国民投票を実施すること
を決めたようで、再び混乱してきました。

ブルームバーグのニュースにも出ていましたが、
ギリシャ2年債利回りが100%超え−デフォルト懸念
マーケットは、デフォルトを確実視しており、ギリシャ国債価格は
再度下落しはじめました。

ギリシャ救済を受け入れるかどうかが、12月の国民投票一本で決定すると
いう恐ろしい展開になってしまいましたので、その当日の為替も株価も
相当に大きく動きそうな感じがしています。

拒否すると、ギリシャ国債は現在50%減額で許してもらえるのに、
100%デフォルトになりまして、保有する欧州金融機関のダメージが
かなり大きくなってしまうため、相当な資本注入をしなければ、
つぶれてしまう金融機関がかなり出てきてしまうと予想されます。

一応、参考にギリシャ国債10年物の利回り推移をどうぞ。
ギリシャ国債10年.jpg


再度売られ始めたイタリア国債

ギリシャに関しては、国民投票一本ですので、それを待つしかありませんが、
問題なのが、イタリア国債です。少し安心感が出ていたのですが、再度
売られ始めています。

■イタリア国債10年物利回りチャート(6か月)
イタリア10年国債チャート6か月.gif


今日夕方のニュースによりますと、

『イタリアの10年物国債利回りは一時6.399%と
 ユーロ導入以来の最高水準まで上昇した。』


とのことです。


マーケットは、ギリシャの次はどこがダメになるか、
すでに動いていますが、どうもイタリア国債がそのターゲットに
なりつつあります。

イタリア国債がデフォルトになると、なぜ恐ろしいかといえば、
それはかなりハッキリしています。

単純に発行している金額が、桁違いに多いからです。

以下のグラフを確認しましょう。

itariakokusaikinngakudf.gif

びっくりしますが、イタリア国債は、ドイツ国債よりも、
発行額が多い!(ヨーロッパで最大発行国がイタリア)


だから、ユーロ最強のドイツといえども、イタリア国債を
救済する、という話は、かなり難しいわけです。

しかし、先ほどのイタリア国債のチャートを見てもわかるように、
相当に売られてきているのは、間違いのない事実であり、
地味な動きですが、ECBが大きく下落しないように、必死で
買い支えているのが現在の状況です。

くりっく365のニュースにも、
『ECBがイタリア国債やスペイン国債を買い入れた』というニュースは、
この春ごろから頻繁に出ていますし、そうしないと、ギリシャ国債のように、
暴落してしまう可能性が、ずっと続いているということです。


先ほどの話のように、イタリア国債は発行額があまりにも多いので、
これが暴落してしまった場合のダメージは、あまりにも大き過ぎる。

だから、なんとか水際で食い止めている状況ですが、
ギリシャ国債のデフォルトがほぼ決定的になり、次の
ターゲットがどこか?という状況になっている現在、
ますます大きな危機が近づいてきているのは、
かなり明確になってきてしまったような感じがしています。


で、この流れが、日本国債にも来てしまう瞬間が、
徐々に近づいてきているのも、おそらく間違いないでしょう。

例えば、
ギリシャがユーロを離脱して、通貨をドラクマに戻した場合、
通貨ドラクマの価値は大暴落すると言われていますが、
日本でも、日本国債が暴落してしまうと、通貨の円が暴落してしまう。


よく、日本国債は、日本人が9割保有しているから大丈夫だと言われてますが、
大きな割合で持っている、銀行、年金、郵貯が、実は数年前から、国債を
売り越しています。

それはそうですよね、資産を切り崩していかないといけないタイミングに、
どれも入っていますから。

また、
まずいのが、国債発行の時に、買い手がつかない、という事態です。

買い手がいるから、価値は保たれているわけですが、
買い手がいなくなり、落札利回りが急上昇した場合はどうでしょうか?

保有している人(機関)も、不安になって、
売り始めてしまう可能性が高くなります。


国債の先物は実は外人が大部分を操っているのですが、
限月が決められているので、ずっと空売りは出来ず、例えば、
3か月後の期限には、決済して買い戻さないといけないので、
なかなか売り崩すことは出来ていませんが、上記のように、
国債発行時に買い手がつかない、という話などが、一斉に
からまって出てきた場合には、これは非常事態になり得ます。


ちょっと長くなってきたので、また書きたいと思いますが、
ギリシャ国債の話は、ヨーロッパだけの話では無く、
負債を信じられないほどに抱え込んだ国家の破綻という、
非常に大きな流れの、ほんの一部だということは、
頭に入れておかないといけないことだと思います。


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posted by FX豪ドルマニア at 19:27| Comment(2) | マーケットの見通し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です。
毎日メルマガ拝見しています。

最近はユーロオンリーで小口の取引ばかりです。
豪ドル、ユーロに影響されて本来の値動きじゃないので、分けがわかんないです。


欧州危機もギリシャが少し落ち着いたと思ったら、今度はイタリア。
ますます、やばそうな感じですね。


これからもよろしくお願いします。



Posted by バルタン二世 at 2011年11月09日 23:39
バルタン二世さん、コメント有難うございます。

メールマガジンは今のところ、ちゃんと午前中に起きて書いています(笑)。

もっと的確に相場の動きをとらえれるように、自分で勉強している意味もあるんですが、
稼げる人が少しでも増えればいいなと思ってやってみます。

Posted by 管理人 at 2011年11月11日 13:51
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